愛を読むひと、あらすじ、キャスト、ガートルード、犬を連れた奥さん、時系列、動画

『愛を読むひと』は、2008年のアメリカ・ドイツ合作映画。

1995年 に出版されたベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』が原作。

あらすじ

1958 年のドイツ。15歳のマイケル（デヴィッド・クロス）は気分の悪くなったところを21歳年上のハンナ（ケイト・ウィンスレット）に助けられたことから、二人はベッドを共にするようになる。やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになりマイケルの想いは深まっていくが、ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消す。数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは、ハンナと法廷で再会する。彼女は戦時中の罪に問われ、ある秘密を隠し通したために窮地に追いやられ、無期懲役の判決を受けるのだった。時は流れ、結婚と離婚も経験したマイケル（レイフ・ファインズ）は、ハンナの最後の“朗読者”になろうと決心し、彼女の服役する刑務所に物語の朗読を吹きこんだテープを送り続けるのだったが…

キャスト

タイタニックのケイト・ウィンスレットとダフィット・クロスの二人のヌードとSEX演技が光る。

ネタバレ、時系列

ハンナは文字が読めない、いわゆる文盲。

刑務所でマイケルの朗読したテープを頼りに文字を学習する。

時系列でまとめると次の通り。

1922年10月21日 ハンナ生まれる。

1943年 マイケル生まれる。

1943年 ハンナ21才、シーメンスで働いている時にナチスに入隊。

1944年 ハンナ22才、アウシュビッツで看守となる。

1958年 マイケル15才、ハンナ36才。
マイケル、電車で気分が悪くなり下校時にハンナと出会う。
マイケル、体調がよくなってからハンナにお礼。
マイケル、年上のハンナに惹かれて部屋へ行きSEX。
二人は夏休みの1ヶ月恋人同士に。
ハンナはSEX前にマイケルに本を朗読してもらうのを楽しみに。
マイケルとハンナ、デート中、ハンナはレストランのメニューの文字が読めない。
ハンナ、事務職に昇進を告げられるも文字が読めないので困ってしまう。
ハンナ、マイケルに何も言わずに引っ越し。

1966年 マイケル23才、ハンナ44才。
裁判所でハンナは被告。マイケルは法学生で裁判を傍聴し、偶然、ハンナを発見。
ハンナがアウシュビッツの看守であることを知る。
ハンナは文盲であることを隠したために無期懲役に。
マイケルはガートルードとSEX。

1976年 マイケル33才、ハンナ54才。
マイケルはガートルードとは離婚。
娘ユリアを連れて実家の母へ報告へ。
マイケルは本を朗読してテープに録音し、刑務所のハンナに届ける。
すぐにハンナはマイケルからのものと気づく。
ハンナ、マイケルの朗読したテープを元に文字を学習する。

1980年 マイケル37才、ハンナ58才。
刑務所にいるハンナからマイケルに手紙が届く。

1988年 マイケル45才、ハンナ66才。
ハンナ、刑務所を出所の年。
ハンナ、出所の後見人となったマイケルと再会。
ハンナは自殺。

1995年 マイケル 52才。
娘のユリアを連れてハンナの墓参り。
ユリアにハンナとの関係を話す。

ガートルード

ガートルードはマイケルが結婚した相手。

法学生だったマイケルは寮で生活。

寮でもゼミでも一緒だったガートルードに好意を持つ。

ハンナの裁判を傍聴していて、面会しようとして結局面会せず。

精神不安定になったマイケルは、ガートルードと彼女の寮の部屋でSEX。

後年になってガートルードと離婚。

ガートルードは検事となる。

ガートルードとは33才になった頃には離婚。

ユリアは、マイケルとガートルードの娘。

犬を連れた奥さん

マイケルがハンナに朗読したのは

• オデュッセイア
• ドクトル・ジバコ
• ハックル・ベリーの冒険
• 犬を連れた奥さん
• レ・ミゼラブル
• タンタンの冒険旅行

「犬を連れた奥さん」は、1899年にアントン・チェーホフが発表した短編小説。

ヤルタで休暇をすごすロシアの銀行家と若い婦人の不倫を描いた物語である。

缶

収容所で少女イラーナから取り上げた紅茶缶を、ハンナは生涯持ち続けます。

ハンナは、この缶にお金を入れて遺言でイラーナに渡してくれと言いました。

イラーナはお金を受け取らず、缶だけ受け取ります。

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