『ザ・ボーイ 〜人形少年の館〜』は2016年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。
あらすじ
グレタは、老夫婦と暮らす6歳の男の子のベビーシッターとして、イギリスの片田舎の豪邸に移り住むのだが、現地で彼女を出迎えたのは少年サイズの人形で、夫婦からこの人形の世話に関する不可解な10のルールを言い渡される。
キャスト、日本語
ローレン・コーハン – グレタ・エヴァンズ(吹替:下山田綾華)
ルパート・エヴァンス – マルコム(吹替:宮本充)
ジム・ノートン – ミスター・ヒールシャー
ダイアナ・ハードキャッスル – ミセス・ヒールシャー
ベン・ロブソン – コール
ジェット・クライン – ブラームス・ヒールシャー
ジェームズ・ラッセル – 大人になったブラームス・ヒールシャー
リリー・ペイター – エミリー・クリブス
10のルール
10のルールは次の通り。
- 客人を招いてはならない
- 少年の顔を覆ってはいけない
- 食事は冷蔵庫で保管せよ
- 毎朝7時に起こすこと
- 平日は3時間勉強を教えること
- 音楽を大音量でかけること
- 少年を独りにしてはならない
- 庭のネズミ取りを掃除すること
- 必ず少年に食事を与えること
- お休みのキスをすること
ネタバレ、考察、伏線、ラスト
ブラームスは1983年生まれで1991年、8才の誕生日に焼死した。
ただ、これは表向き。
実は、その日、女の子を殺しており、両親はその事実を隠すために、表向きは死んだことに。
本物のブラームスは実は屋根裏部屋でひっそりと暮らしている。
ブラームスの精神状態は、8才のままで仮面をかぶってひっそり生きている。
そのことを知っているのは、両親だけ。
週に一回配達に来るマルコムでさえその事実を知らない。
両親は、成人となったブラームスを持て余して、自殺することを決意。
そのため、休暇に出かけると嘘をいって、グレタにブラームスの世話を押し付けることにした。
そのことを知らないグレタは気味の悪いブラームス人形と、やたらとデカい城のようなお家で一人生活することに。
大きな声でハッキリとしゃべらないといけないとか、音楽を大きな声でかけないといけないのは、屋根裏で生活する本物のブラームスに聞こえるようにするため。
食べたものを捨てないのは、夜中にブラームスがこっそり食べに来るのだろう。
本を読み聞かせるのが好きなのは、精神状態は8才のままだってことか。
最後、グレタはなんとか、大人ブラームスをやっつける。
大人ブラームスが、グレタのDV元恋人のジムをやっつけてくれた。
さらに、車で逃げるグレタは新恋人マルコムを手に入れて、まさに一石二鳥。
車でほくそ笑む。
一方、ブラームスの屋敷では、ブラームスが復活して、人形を修理。
こいつ、マジに強いな。
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