サラリーマンでも出来る節税 2019、最強なのはiDeco (イデコ)、ローン控除、マンション経営

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サラリーマンでも出来る節税について、簡単に分かりやすくまとめてみた。

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税金を理解しよう、所得税と住民税

まず、税金を理解しよう。

サラリーマンは給与からいろいろなものが引かれている。

給与から差し引かれるものをまとめてみた。

 

例えば、年収500万円なら

健康保険料 282,156円

厚生年金保険料 450,180円

雇用保険料 15,000円 ⇒ 3/1000

これらは合計747,336円。標準報酬月収の約15%だ。

 

 

次にいよいよ税金。

税金には所得税と住民税がある。

 

所得税 138,500円 ⇒ 国に納める税金

  • ①所得金額 = 給与所得 - 給与所得控除
    5,000,000 – (500万円 x 20% + 54万円) = 3,460,000
  • ②課税所得金額 = 所得金額 - 所得控除
    3,460,000 – (社会保険料747,336 + 380,000 + α) = 2,332,000
  • ③所得税額 = 課税所得金額 × 所得税率 - 控除額
    2,332,000 x 0.1 – 97500 = 135,700、 2.1%の復興特別所得税 2,849

 

住民税 241,400円 ⇒ 地方自治体に納める税金 (県と市に納める)

  • 課税所得金額 = 所得金額 - 所得控除
    3,460,000 – (社会保険料747,336 + 330,000 + α) = 2,382,000
  • 課税標準額 = 課税所得金額 x 10%
    2,382,000 x 0.1 = 238,200
  • 兵庫県神戸市なら、兵庫県に49,400円、神戸市に192,000円
    合計241,400円 (均等割が追加される)

 

 

結果として、年収500万円であっても、いろいろなものが引かれて手取り額は 3,873,564円となる。

税金額は所得税、住民税合わせて 379,900円だ。

 

 

以下のサイトは税金の計算に役に立つ。

 

所得税・住民税の概算、ふるさと納税めやす

税金計算機 | 所得税・住民税簡易計算機
税金計算機についてのページ。1年間の所得税・住民税の年額・月額を所得金額や控除金額を入力するだけでその場で簡易計算!医療費控除、生命保険料控除、地震保険料控除、ふるさと納税にも対応。

 

住民税の計算

住民税の税額を自動計算できるサイト!全国1852市区町村に対応!
全国1852市区町村の住民税自動計算サイト!扶養控除などの所得控除や、ふるさと納税のような税額控除にも完全対応!あなたがお住まいの都道府県、市町村、年齢・年収などを入力して住民税の金額をシミュレーションしてみましょう!

 

 

年収別の所得税・住民税

年収別 手取り金額 一覧 (年収100万円~年収1億円まで対応)
目次1 年収別 手取り金額 一覧 (年収100万円~年収1億円まで対応)2 「手取り」とは?控除される税率など調べてみました。3 年収別 手取り金額一覧(年収100万円~年収1億円まで)4 資産管理会

 

サラリーマンの節税とは

サラリーマンの節税とは結局のところ、所得税、住民税を以下に安くするか?を意味する。

 

所得税と住民税の計算方法を理解すれば、税金を安くする方法は明らか。

つまり、 如何に控除額を上げるか?である。

 

結論として、サラリーマンの節税方法として以下のものがある。

 

  • iDeco (確定拠出年金・個人型) ⇒ おすすめ!
  • ふるさと納税 ⇒ 微妙
  • サラリーマンでも経費が認められる税制・・・特定支出控除 ⇒ 微妙
  • 医療費控除(医療費が10万円を超える)とセルフメディケーション税制 ⇒ 当てはまれば
  • 実家の両親が扶養に入れる ⇒ 当てはまれば
  • 生命保険料控除 ⇒ 払っていれば
  • 住宅ローン控除 ⇒ おすすめ!

 

以下のサイトも参照。

知らなきゃ損!サラリーマンもできる税金対策6選と節税できる資産運用
サラリーマンでもできる税金対策6選と投資にかかる税金、最近話題の仮装通貨の税金までまとめています。今年の確定申告・税金対策又は来年度に役立つ内容を記載していますので、該当するものがあれば、ぜひ取り入れてみて下さい。

 

これらの中で、iDecoとローン控除が特におすすめだ。

iDeco (イデコ、個人型確定拠出年金) とは

iDecoの最大のメリットは、掛け金が「所得控除」となる点です。

掛け金分だけ所得が下がり、その分所得税、住民税額が下がります。

 

例えば、年収500万円の場合、月々2.3万円の積立で、年間6万円税金(所得税、住民税)が安くなります。

比較してみます。

iDecoなし (所得税 138,500円、住民税241,400円、合計379,900円)

iDecoあり月額2.3万円 ⇒ 控除276,000円 (所得税 108,100円、住民税 213,000円、合計321,100円)

 

お得でしょ?

 

iDecoを始めるには、まず、証券会社や銀行などで口座を作ります。

手数料が安いSBI証券、楽天証券がおすすめです。

 

ただ、注意点として、iDecoは、貯金とは違います。

60歳までは、お金を下せません。

 

ちなみに、60歳男性の生存率は92.8%、60歳女性は96.0% だそうです。

 

60歳までに死亡すれば、残金は遺族が受け取れる。

つまり、生命保険の代替になりうるっということです。生命保険に入るぐらいならiDecoやれ!

 

iDecoは、確定申告不要、年末調整でOKです。

 

住宅ローン控除とは

住宅ローン控除は、めっちゃお得な節税方法だ。

なんと、住宅ローンの年末残高 (上限 4,000万円) の1%が、所得税、住民税から控除されます。

 

こいつの最大のポイントの一つとして、

住宅ローン減税は所得からの控除ではなく税額から直接控除される

というのがある。

 

所得税から控除してもなお、控除しきれない額は住民税から控除されます。 (最大136,500円)

 

例えば、比較してみると

住宅ローン控除なし (所得税 138,500円、住民税 241,400円、 合計379,900円)

住宅ローン控除あり 年末残高3,000万円 ⇒ 1%の300,000円 が税額から控除 (所得税 0円、住民税 104,900円、合計104,900円)

 

めっちゃお得ですね!

 

控除期間 10年から13年です。

制度は年によって違います。

 

初回は確定申告が必要です。詳しくは以下をご覧ください。

住宅ローン控除(減税)2022(R4年)の図解解説と早見表(減税額シミュレーション)
住宅ローンを組んで住宅を取得した時に納めた所得税が戻ってくる「住宅ローン減税(控除)についてわかりやすく解説します。

確定申告を自分でする 電子申告eTax

iDeco、生命保険料控除は年末調整可能です。

ふるさと納税、特定支出控除、医療費控除、ローン控除は確定申告必要です。

 

電子申告eTaxに必要なもの、サイトは以下の通りです。

マイナンバーカード (開始届出書が必要)

マイナバー読み取り ICカードリーダー

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。

 

慣れると3時間ぐらいで出来るようになります。

節税の裏技 サラリーマンのマンション経営

ここまで節税について説明しました。

ただ、もっとスゴイ節税の裏技があります。

 

サラリーマンでも始められるマンション経営です。

マンション経営は「年金代わり」・「生命保険代わり」・「節税対策」などの効果があります。

 

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