ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、キャスト、あらすじ、評価、ラスト、動画

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映画

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(原題:Once Upon a Time in America)は、1984年製作のアメリカ・イタリア合作のギャング映画。セルジオ・レオーネ監督・脚本作品。禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのあらすじ、難解

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカは3つの時代が交錯するので難解、難しい。

 

1920年 ヌードルス少年時代。かなりの悪。地元のチンピラであるバグジーを刺し殺して刑務所で12年過ごす。

1932年、1933年 ヌードルス成人時代。刑務所から出所。マックスらとギャング行為。仲間は殺され、仲間を売った疑いでギャング軍団から狙われる。

1968年 ヌードルス初老時代。35年後、なぜか呼び出されたので表舞台に現れる。

 

ワンスアポンアタイムインアメリカのネタバレあらすじ:ヌードルスの帰還

1933年、間もなく禁酒法は廃止されようとしていた。ニューヨークで、3人のギャング、マックス、パッツィー、コックアイが密造酒の運搬中に、密告により警察に射殺された。組織は密告者ヌードルスを捜す。ヌードルスの情婦イヴを殺した後、もぐり酒場の支配人だったファット・モーに過酷な拷問をしてヌードルスが影絵劇場の裏のアヘン窟にいることを聞き出す。アヘンで心地よい夢を見ていたヌードルスだが、辛うじて捜索前にアヘン窟を出る。ファットのいるオフィスに張り付いていた男を殺して、駅の手荷物預かり所のロッカーのカギを持ち出す。ロッカーには彼と殺された3人の仲間が長年ためた大金が入っているはずだった。だが、ロッカーの中のカバンに入っているのは古新聞だけだった。
35年の月日が流れた。逃亡を続けていたヌードルスはニューヨークの彼が生まれ育った一角に帰って来た。最近何者かがユダヤ人墓地の売却による改葬について知らせる手紙を偽名で暮らすヌードルスによこしたからだ。ファット・モーは昔と同じ場所で安レストランを経営している。どうやら仲間の金を奪ったのは彼ではない。そして手紙を出したのもファットではなかった。ファットの店に泊まることになったヌードルスは少年時代と変わらない建物の中を歩き、トイレの壁の昔と同じ穴から隣の物置をのぞく。

 

ワンスアポンアタイムインアメリカのネタバレあらすじ:ユダヤ人の不良少年たち

1920年代、ファットの家はロウアー・イースト・サイドのユダヤ人向けの大はやりのレストランだった。そのトイレの壁の穴からヌードルスはファットの妹で女優志望のデボラがダンスの練習をするのをのぞいていたものだった。ヌードルス、パッツィー、コックアイ、ドミニクは地元のチンピラであるバグジーの下請け仕事をする不良グループだった。ブロンクスから引っ越してきたマックスがそれに加わったことで、彼らはバグジーから自立するという野望をもつようになる。
過ぎ越しの祭の日、レストランで留守番をしているデボラとキスすることにヌードルスは成功するが、それをマックスがのぞいていた。ヌードルスとマックスはけんかになるが、そこに現れたバグジーの一味に、ヌードルスたちが独自にビジネスを始めたことへの制裁を受ける。だが、それにこりず、ヌードルスたちは警察に押収されて川に捨てられた密造酒の積み荷を回収するアイデアをギャングのボスに売り込んで成功する。駅の手荷物預かり所のロッカーを借り、これからは稼ぎの半分を5人の共同資金としてそこにため、ロッカーのカギはファットに託すことにした。だが、その直後に悲劇が起こる。バグジーがピストルをもって襲いかかりドミニクが射殺される。他の三人はしり込みするがヌードルスはバグジーをナイフで刺し殺し、止めに入った警官も刺してしまい刑務所行きとなる。

 

1968年、マックス、パッツィー、コックアイは誰かの手で立派な霊廟に移葬されていた。その中でヌードルスはなんと「霊廟がヌードルスに建立された」という銘文を見る。銘文の下には手荷物取扱所のロッカーの鍵が。ロッカーには「次の仕事の前金」の大金をつめた古いカバンがあった。

 

ワンスアポンアタイムインアメリカのネタバレあらすじ:デボラを失う

刑務所から出てきたヌードルスをマックスは霊柩車で迎えに来た。ビジネスの隠れ蓑に葬儀社を始めていたのだった。仲間たちは街一番のもぐり酒場を経営していて、ファットが支配人になっている。そしてその夜は、女優の道を歩みパレス劇場に出演中のデボラもヌードルスの出所を祝うために客として来た。

 

彼らの仕事はもぐり酒場だけではない。デトロイトの大物ギャング、ジョーの依頼で宝石店を襲撃するが、盗んだダイヤモンドを渡すときにジョーとその手下を皆殺しにする。さらに、労働組合に取り入ろうと、組合のリーダー、ジミー・オドネルに貸しを作る。

ヌードルスは海辺のレストランを貸し切ってデボラとデートをする。好きだったのはヌードルスだけだけれど、あなたは私を束縛すると言うデボラ。彼女は女優としてキャリアを追求するため翌日ハリウッドに行く。帰りの自動車の後部座席でヌードルスは拒むデボラを無理やり犯してしまう。後で駅に見送りに行くが彼女と話すことはできなかった。

 

ワンスアポンアタイムインアメリカのネタバレあらすじ:禁酒法時代の終わり

事業の方針についてマックスとヌードルスは考えが合わなくなってきていた。二人は仲直りするために愛人をともなってフロリダで過ごすが、そこに禁酒法廃止のニュースが届く。もぐり酒場の時代が終わった後何をすべきか。マックスは全米一の警備を誇る連邦準備銀行を襲撃するという夢を打ち明ける。マックスはこの無謀な計画に凝り固まる。キャロル(宝石店襲撃の際ヌードルスにレイプと見せかけてセックスをさせた好色な女店員だったが、ニューヨークの娼館でヌードルスたちと再会してから夫を捨ててマックスの情婦になっていた)は連邦準備銀行襲撃の前に警察に密告してマックスを逮捕させる以外に彼の命を助ける方法はないとヌードルスに話す。

もぐり酒場で禁酒法葬送のパーティーが盛大に開かれた晩、キャロルの提案にしたがいヌードルスは最後の密造酒出荷について警察に電話するが、それが悲劇を呼んでしまった。

ワンスアポンアタイムインアメリカの結末:親友は死んだ

35年後、ヌードルスは年老いたキャロルを福祉施設に訪れる。彼女はマックスが自分の死を願っていて密告を仕向けたのだと解説する。その施設は汚職スキャンダルの渦中の人物、ベイリー商務長官の興した財団の設立で、財団の後援者たちを写した写真の中央にはデボラがいた。そしてその財団からヌードルスにパーティーへの招待状が来ていた。

大女優になったデボラの楽屋にヌードルスが行く。年をとっても輝き続ける彼女を称えた後、ベイリーについて問い詰める。彼女は常識的なことしか答えないがベイリーの愛人であるのに違いない。そして楽屋を出たヌードルスは若い頃のマックスに瓜二つの青年、ベイリーの息子に出くわす。

<p>パーティーの晩、多くの大物がベイリー邸に集うが、ヌードルスだけはベイリーの書斎に行く。ベイリーはマックスだった。35年前に殺されたのは別人で、共同資金を奪ったのも彼だった。正体を偽り富と権力を得た彼が今ヌードルスに依頼する仕事はマックス自身を殺すことだった。彼の証言を恐れる連中に命をとられるよりは友人に借りを返すことを選んだのだ。しかし、ヌードルスは仕事を拒否し、昔親友を助けようとしたが親友は死んだと話してベイリー邸を出る。

邸を出たヌードルスは、彼を追ってきたマックスの姿がゴミを切り刻みながら走る巨大なゴミ回収車が走り去る陰に消えたのを見る。そして陽気な禁酒法時代の人々を乗せた自動車が走り去っていく幻を見る。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのキャスト、日本語

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのキャスト、日本語は次の通り。

 

役名 俳優 日本語吹替
VHS版 DVD・BD版 テレビ朝日版
ヌードルス ロバート・デ・ニーロ 麦人 隆大介 津嘉山正種
マックス ジェームズ・ウッズ 千田光男 咲野俊介 野沢那智
デボラ エリザベス・マクガヴァン さとうあい 林真理花 土井美加
ファット・モー ラリー・ラップ 亀井三郎 岩崎ひろし 阪脩
パッツィ ジェームズ・ヘイデン 星野充昭 木村雅史 安原義人
コックアイ ウィリアム・フォーサイス 堀之紀 奥田啓人 麦人
ペギー エイミー・ライダー 秋元千賀子 片桐真衣 火野カチコ
イヴ ダーラン・フリューゲル 紗ゆり 安岡有美子 高島雅羅
ホワイティー リチャード・フォロンジー 高宮俊介 松尾まつお 池田勝
ジミー トリート・ウィリアムズ 山寺宏一 楠大典 小川真司
キャロル チューズデイ・ウェルド 達依久子 入江純 沢田敏子
フランキー ジョー・ペシ 仲木隆司 秋元羊介 富田耕生
チキン・ジョー リチャード・ブライト 中田和宏 中田雅之 大塚周夫
ジョー バート・ヤング 飯塚昭三 松井範雄 中庸助
クローニング ジェラルド・マーフィ 笹岡繁蔵 大木民夫
アイエロ ダニー・アイエロ 郷里大輔 稲葉実
バグジー ジェームズ・ルッソ 星野充昭 谷口節
少年時代のヌードルス スコット・ティラー 真殿光昭 坪井智浩 松田辰也
少年時代のマックス ラスティ・ジェイコブズ 山寺宏一 谷山紀章 塩沢兼人
少女時代のデボラ ジェニファー・コネリー 折笠愛 神田朱未 岡本麻弥
少年時代のモー マイク・モネッティ 秋元千賀子 京井幸 桜井敏治
少年時代のパッツィ ブライアン・ブルーム 坂本千夏 西宏子 田中真弓
少年時代のコックアイ エイドリアン・カラン 石田彰 藤田大助 鳥海勝美
少女時代のペギー ジュリー・コーエン 紗ゆり 小宮和枝

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、ネタバレ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカでは分からないことだらけ。

ヌードルスがベイリー長官を知らないのはなぜ?

マックスがベイリー長官になっていたわけですが、ヌードルスはベイリー長官の顔を新聞やニュースで見たことはなかったのでしょうか?

普通に考えると、長官の顔を見ていないわけがないと思うのです、ベイリー長官に成り代わったマックスが顔も整形し、全く似てない人物に変装しているならわかるのですが、ラストに出てくるベイリー長官ことマックスは当時のマックスそのままと言ってもよいでしょう。

それ以前に招待状が来た時点でベイリー長官ってどういう人か普通は調べると思うのですが。

 

 

ヌードルズは35年間(1933-1968)アメリカ中を点々として逃亡生活をしていました。

その間にベイリー長官の情報には、全くふれていない生活だったようです。
普通の生活なら、世の中の時事に常に触れてるところでしょうが、逃亡者のみではその事への関心もないのでは。。。。
いずれにしても、そんな状態でのヌードルズの居所をつかんだ、マックスは、ベイリー長官としての力を使ったのでしょうね。

 

ラストシーン、マックスはどうなったか?

ラストのマックスの行動ですが、初め通りに出てきたのはヌードルス。直後ごみ収集車のエンジンがかかり、マックスが出てきて収集車とマックスが重なるけどマックスが消える。通り過ぎた収集車の後ろのゴミ処理の部分にはゴミしかなかった。

初めはマックスが自分から飛びこんだのかと思ったけど、それなら血が飛び散っていなければなりませんが、ゴミしか無く、一滴の血もついていませんでした。
そうなると考えられるのは車の影になった瞬間、屋敷に走り帰ったか、或いは車に乗ってそのまま何処かに消えたか。

マックスはヌードルスに自分殺しを依頼するが、それははじめから断ることを知って依頼したんじゃないのかな。ヌードルスの事なら手に取るように分かるマックスなら特に。拳銃が目の前にあるんだから、そのあといくらでも自殺できます。でもしなかったところを見ると実は死ぬ気なんてなかったのかも。

ごみ収集車がゆっくり走るのと同時にマックスも歩き出しますが、その方向は収集車の助手席の方向でした。と言うことで、マックスは収集車に乗って姿を消したと推測します。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、アヘン窟

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカに出てくるアヘン窟。

アヘンがまだ合法的だったころに、アヘンを吸引する場所。

アヘン窟はアヘンの販売と喫煙がなされた施設である。 アヘン窟は19世紀では世界各地で見られたが、特に中国付近、東南アジア、北アメリカ、フランスでよく見られた。西欧ではアヘン窟は一般に中国人に結び付いた見方がされていた、というのもアヘン窟は中国人によって経営され、中国人以外のアヘン吸飲者に対してのサービスも行っていたからである。ほとんどのアヘン窟ではアヘンの吸飲に必要なパイプやランプといった器具も取り扱っていた。客は横になってオイルランプの上の長いアヘンパイプを支えた。オイルランプはアヘンを気化させ、吸飲可能にするために必要だった。中国のアヘン窟には社会的にさまざまな階層の人物が訪れ、その豪華さや質素さはそのまま客の財政状態を表した。アメリカの都市部、特に西海岸では中国のアヘン窟によく似た豪華な設備や、女性のスタッフのいるアヘン窟がみられた。労働者階級のためには設備の簡素なアヘン窟も多数見られた。後者のようなアヘン窟は大抵の場合、非中国人の吸飲者も受け入れていた。

 

映画、動画、配信を格安で見るサイト、アプリ

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