映画 キャビン、ネタバレ、考察、感想、動画

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映画

『キャビン』は、ドリュー・ゴダード監督・脚本、ジョス・ウィードン脚本・製作による2012年のアメリカ合衆国のホラー映画。

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あらすじ

夏休みに大学生の友人とキャンピングカーでバカンスに出かけた5人。カートのいとこの別荘が山奥にあるというのだ。ディナは処女で可愛いウブな女子。ディナの友達のジュールスは派手でお色気ムンムン女子。ジュールスの彼氏カートはアメフト部のイケメンで男気のある男子。同じくアメフト部のホールデンは真面目なガリ勉男子。マリファナ好きの変わり者マーティ。別荘に向かった5人は途中の山道で立ち寄ったガソリンスタンドであやしい主人に会い「戻れなくなる」と忠告されるものの無視して別荘に向かってしまう。トンネルを抜けさらに山の奥地に進んでゆく。トンネルの脇の上空にワシが通過すると空中に6角形の幾何学的な模様の電磁波のようなものが浮かび上がる(←裏世界との臨界点)。辿りついた別荘はボロボロの薄気味悪い山小屋(キャビン)だった。

別荘の中に入ると意外にも広くアンティークの家具が揃ったリビングがあり、その先には多数の寝室の個室が続いていた。ホールデンが個室に入るとそこには家畜を惨殺している不気味な絵がかけられており、気になって額を外すと、その額の裏は隣の部屋を覗けるマジックミラーだった。隣の部屋のディナが洋服を脱ぎ始める。真面目なホールデンはディナにマジックミラーのことを伝え、部屋を交換する。昼間は湖に遊びに行く。夜は酒を飲んで楽しんでいると、いきなり地下の扉が開いた。5人は地下に下りる。そこはたくさんのオモチャや衣装などアンティークの雑貨で埋もれた奇妙な部屋だった。貝を取る。オルゴールを回す。ネックレスを取る。不思議な仕掛け箱のオモチャを回す(←モンスター選択の暗示)。ディナが日記を開くとそこにはもともと住んでいた娘の手記が・・。「母が父の拷問で死んだ。父は肉を切り裂くと性的に興奮する。私は父に腕を食いぎられた。」などと書かれている。そこにはラテン語の呪文が添えられていた。マーティは「呪文を読むな!」というがディナは読んでしまう。その呪文によって庭の地面から次々にゾンビが這い出してくる。

その頃、地下の管制室では多くの従業員が5人の若者の行動をすべてモニター管理してコントロールしていた。世界中でも同時進行でこのような実験が行われていた。ターゲットの行動はすべて彼らのシナリオどおりに進められている。髪染め剤、森の霧、室内の空気などに神経系統に影響し思考を変えさせる物質を撒き、彼らの行動をコントロールしていた。屋外の温度さえもコントロールされている。最初の犠牲はジュールスだった。彼女は森でカートとセックスしている際に殺されてしまう。次に外に出たマーティーが殺される。ディナとホールデンとカートは地下からどうにかキャンピングカーへ逃げ込んだ。臨界地点のトンネルを抜けようとするものの、管制室の制御によってトンネルが崩落してしまう。トンネルの入り口に戻ると、カートがバイクを使って崖の向こうへ渡ろうとする。しかし臨界点の壁(6角形の幾何学)によってカートは奈落の底へ落ちていった。ディナとホールデンは逃げ道を探そうと引き返すが、車に乗っていたゾンビによってホールデンは殺されてしまう。そのまま車は湖に落ちてしまうが、ディナはどうにか助かり岸に辿り着くものの、そこにいたゾンビに殺されそうになる。が、そこに生き残っていたマーティがいて助けられる。マリファナの成分でマーティの行動はコントロールできなかったのだ。マーティの指示でゾンビの墓穴に入ると、そこには地下に行くエレベーターがあった。

最新鋭の設備、ガラスで囲まれたキューブ状のエレベーターを進むと、次から次へとあらゆる大量のモンスター達がガラスのキューブの中に閉じ込められ格納されている。そのキューブの中を二人の入ったキューブが進んでいく。別荘の地下室のアンティークを選択することによって、モンスターが選ばれ地上へ送り込まれるという仕掛けだったのだ。エレベーターを下り管制室に向かい、ディナはモンスターのキューブの箱を全部開けてしまう。エレベーターによって送り込まれてきたモンスター達は管制官の人々を抹殺してゆく。どうにか生き残ったディナとマーティが地下を進むと不思議な部屋に辿りつく。そこは生贄の石碑のシンボルが5つ並べられていた。そこに最高指揮官が登場する。そこは「若さへの罰」の生贄の場所だったのだ。「淫乱」「戦士」「学者」「愚者」を生贄にし「処女」が生き残るかどうかを見届ける儀式。生贄を捧げれば地下の神々は眠り続けるのだという。世界中の儀式は失敗した。ラストのマーティが生き残ってしまうと地球上の人物はすべて死んでしまうらしい。最後の処女ディナはマーティーに引金を引こうとする。しかしモンスターに教われそうになり失敗する。格闘の末、最高指揮官の館長の女性はモンスターと共に奈落の底に落ちていった。天井から落ちてくる瓦礫の中、ディナとマーティはマリファナを吸った。そして地底から巨大な手が出現し世界は崩壊していった。

 

キャスト

キャンプに出掛ける5人の大学生には実は設定がある。

 

デイナ・ポーク – クリステン・コノリー(本名陽子)

処女。Virgin。主人公。

 

 

カート・ヴォーン – クリス・ヘムズワース(三宅健太)

戦士。Athlete。

仲間を助けようとする男気がある。

 

 

ジュールズ・ローデン – アンナ・ハッチソン(志田有彩)

娼婦。Whore。ビッチ。カートの彼女。

 

 

マーティ・ミカルスキ – フラン・クランツ(桜塚やっくん)

愚者。Fool。

クスリをやっている。

馬鹿そうだが最後頼りになる。

 

 

ホールデン・マクレア – ジェシー・ウィリアムズ(小田柿悠太)

学者。Scholar。

 

この5人は実は人間が生き残るための生贄なんだそうな。

ネタバレ、考察

大学生5人が森の別荘に、週末キャンプに行く。

古びた別荘と近くにある湖。

そして、夜中に地下で日記を見つけて、ラテン語を読んだために、森に眠っていたゾンビを呼び起こしてしまう。

 

まるで「死霊のはらわた」と同じ、ホラー映画のありきたりな設定。

最後は、ゾンビ、モンスター、日本の貞子まで、ありとあらゆる怪物が登場。

ホラーのパラダイス的な映画だった。

 

舞台となる別荘はカートのいとこの所有という設定だけど、最後にデイナが「カートにいとこはいない」との一言が。

じゃあ誰の別荘?

 

最後、デイナが「人間は他の種に譲るべきよ」と言って、大きな化け物の手が出てきて終わり。

 

個人的には、カートとジュールズがエッチをするシーンが好きだった。

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