ノーカントリー ネタバレ、感想、あらすじ、動画

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映画

『ノーカントリー』(原題: No Country for Old Men)は、2007年製作のアメリカ映画。コーエン兄弟製作のスリラー映画。

アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬取引の大金を巡って凄惨な殺戮劇が繰り広げられる。

感想などをまとめた。

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ノーカントリーのあらすじ

「ノーカントリー」のあらすじは次の通り。

舞台は1980年のアメリカ合衆国テキサス州西部。凶悪化する犯罪を憂える保安官ベルの語りを背景に映画は始まる。

「私は25歳で保安官になった。ウソのようだ。私の祖父も父も保安官だった。少し前、ある少年を死刑にしたことがある。彼は14歳の少女を殺害した。新聞は“激情犯罪”と書いたが、本人は“感情はない”と言った。“以前から、誰か人を殺そうと思っていて出所したらまた殺す”と。どう考えたらいいのかまったくわからない。最近の犯罪は理解できない。恐ろしいわけじゃない。この仕事をするには死ぬ覚悟が必要だ。だが、魂を危険にさらすべき時は“OK”と言わねばならない。“この世界の一部になろう”と。」

殺し屋シガーは保安官に連行されるが、保安官を殺してその場を去る。シガーは奪ったパトカーから車を乗り換えるため、エア・タンクの装置を使った家畜銃ピストルで一般人を殺して逃走する。

 

その頃、銃を持ってプロングホーンを撃ちに行ったベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリン)は偶然にも殺人現場に遭遇する。状況からすると麻薬取引がスムーズに進まず、途中で銃撃戦に発展したようだ。死体の転がる中を歩くモスは、麻薬を積んだトラックの運転席で息も絶え絶えになっているメキシコ人を発見する。いろいろと質問するモスだが、相手の言う言葉は「アグア」(スペイン語で「水」の意)のみ。その後、モスは事件現場から少し歩いたところにあった男の死体から200万ドルの札束が詰まったブリーフケースを発見し、自宅に持ち帰る。

 

その夜、運転席で苦しんでいた男のことが気にかかったモスは水を持って現場に戻るが、不運にも戻って来たメキシコのギャングたちに発見されてしまう。命からがら脱出したものの現場に置き去りにした車から身元が割れ、メキシコのギャングから命を狙われることになる。

 

一方、シガーはアメリカ側の組織から、モスが持ち逃げした金の発見を請け負った。二人の男に麻薬取引現場まで案内されたシガーも車の検査証プレートからモスを追う。この時、シガーは案内した二人の男を撃ち殺した。

その後、現場検証に訪れた保安官ベルもモスの身を案じ、行方を探す。

 

危険を感じたモスは妻カーラをバスに乗せて実家に帰し、自身はモーテルに潜伏する。そして、部屋の通気口の奥へ金の入ったブリーフケースを隠した。一旦部屋を出たモスだったが、戻った時に部屋のカーテンに違和感を感じたため別の部屋へ移る。始めに借りた部屋は既にメキシコ側の追っ手にばれていた。また、金の入ったブリーフケースには発信器が隠されており、シガーもそれを頼りにモスの滞在する部屋を発見する。シガーがメキシコ側の追っ手と交戦中、モスは金を持って逃走する。シガーはこの時、通気口にブリーフケースが隠されていた痕跡を発見する。

次に潜んだホテル・イーグルの部屋で発信器の存在に気付いたモスは、これを逆手に取ってシガーを返り討ちにしようとするが、激しい銃撃戦の末どちらも重傷を負う。シガーが傷の治療に時間を取られているうち、モスは国境を越えてメキシコに到達、現地の病院に入院する。

 

入院中のモスに面会に来たのは、賞金稼ぎのウェルズだった。ウェルズはアメリカ側の組織から金の奪還を命じられており、金と引き換えにモスの命を守るという交換条件を出すが、モスはこれを拒絶。

 

ウェルズは、モスとシガーが銃撃戦を行ったホテル・イーグルに滞在していた。ホテルに戻ってきたウェルズはシガーにあっさり殺される。その時ウェルズの部屋に電話をかけてきたのはモスであった。シガーは電話を取り、二人の会話が初めて実現する。モスが自分の手で金を持ってくること、そうすればカーラに手出しはしないと約束するシガーだが、モスはこれも拒否し、そこで会話は終わった。

 

米国に戻ってきたモスはカーラに電話し、彼女の母親ともどもエル・パソのデザート・サンズ・モーテルで落ち合うよう打ち合わせる。そこでモスはカーラに金を渡し、飛行機でどこかへ逃がそうと考えていた。カーラのことを張っていたメキシコ側の追っ手は、親切な紳士を装いカーラの母親から目的地のモーテルを聞き出す。

 

不安になったカーラからモスと落ち合う場所を聞いた保安官ベルもエル・パソに向かう。

シガーは自分以外の追っ手を雇ったアメリカ側の組織のボスを撃ち殺し、モスが飛行機で逃亡しようとしていると読んで空港のあるエル・パソに向かう。

デザート・サンズ・モーテルに先に着いたモスは、プールサイドに座っていた女と会話をする。保安官ベルはデザート・サンズ・モーテルに到着する直前に銃声を聞き、逃げていくメキシコ側の追っ手とすれ違う。モーテルに着いた時、モスは既に殺されていた。現場ではマシンガンを持ったメキシコ人とプールサイドに座っていた女も撃たれていた。

 

ベルは己の無力さを感じながら、地元の保安官と犯人について話す。地元の保安官の「非情どころの話じゃない。モーテルで人を殺した翌日、戻って来てまた殺した。」という話でピンときたベルは、再びモスが殺された現場に戻る。そこで部屋のドアの錠が吹き飛ばされていることに気付いたベルは犯人が再び現場に戻って来たことを確信する。気配を感じて恐る恐る部屋に入っていくと、そこには誰もいなかった。そしてベルは洗面所の窓が閉まっていることを確認し、ベッドに腰掛ける。その時、開けられた通気口と、コインが落ちていることに気付いた。

 

後日、ベルは元保安官だった叔父と会って引退の意思を話す。時代の流れに伴って凶悪化する犯罪がその原因だが、叔父はこの地域はもともと暴力的な土地であり、一個人の働きで状況が変化するようなものではないと説き、ベルをたしなめる。

 

母親の葬儀から帰ってきたカーラは家の中で待ち伏せていたシガーと対面する。シガーはモスと交わした会話に基づいて彼女を殺害しなければならないと説明するが、気を変えコイントスでカーラが勝てば命を助けると言い出す。表か裏か。カーラの答えは「賭けない」であった。「決めるのはコインじゃないあなたよ」とカーラは言う。

 

カーラを殺し、家を出たシガーは靴の裏を気にした。そして現場から離れる際、シガーは車のバックミラーで自転車に乗った二人の少年を確認する。そして次の瞬間、青信号で交差点に入ったシガーの車に右側から別の車が突っ込んで来た。車から降りて来たシガーの左腕は骨が突き出ていた。シガーのもとにさっきの自転車の少年二人がやってきて、近くの人が救急車を読んだことを告げる。シガーは少年の着ていたシャツで骨折した腕を吊ると、その少年に金を渡し、「俺を見なかったと言え」と言ってその場を後にした。

 

物語は、ベルが妻に昨夜見た2つの夢の話をしている場面で幕となる。

 

「2つの夢を見たが、両方に親父が出てきた。親父は今の俺より20歳若くして死んだ。夢では俺が年上だ。どこかの町で親父に金をもらい、それを無くした。2つめは二人で昔に戻ったような夢で、俺は馬に乗り夜中に山を越えていた。寒くて地面には雪が積もっていて、親父は俺を追い抜き何も言わず先に行った。体に毛布を巻き付け、うなだれて進んで行く。親父は手に火を持っていた。夢の中で俺は知ってた。親父が先に行き、闇と寒さの中どこかで火を焚いていると。俺が行く先に親父がいると。そこで目が覚めた。」

ノーカントリーのネタバレと感想

ポイント1

はっきり言ってさっぱり理解できない映画だった。

受信機があったらしいけど、逃げていたモスが、なんで簡単に都合よく見つかったりするのか分からなかった。

言いたかったのは、人生は無常だってことか??

 

ポイント2

この物語の主人公は、オープニングのナレーションでも分かるとおり、エド・トム・ベル保安官 (トミー・リー・ジョーンズ) 。

この物語は彼の語りで始まり、彼の語りで終わる。

ただ、あんまり保安官の話がメインになっていないし、何が言いたいのか分かりくい。

最後の引退するとか、夢の話とか、よく分からない。

 

ポイント3

ルウェリン・モス (ジョシュ・ブローリン) は、麻薬抗争の跡地らしき死体を見つけて、遺体の近くで200万ドル見つけて持って帰って逃げ回る。

なんで200万ドルが転がっているんだろ?

撃って殺した奴はお金を奪わなかったのか?

モスがやりたかったことも、何だかよく分からなかった。

麻薬抗争に関わらず、普通にトレーラーハウスで妻とのんびり暮らした方がよくないか?

最初は、この人が主人公かと思ったけど、逃げ回る途中で麻薬かお金を探している組織に殺される。

 

ポイント4

アントン・シガー (ハビエル・バルデム) は、悪役感あるんだけど、映画の中での振る舞いは難があるな。

シガーは殺し屋っていう設定だけど、こんなに簡単に人を殺して、逃げ回るわけでもなくて、普通にしていられるか?

もっと、警察なり、権威のある治安部隊が必死になって探すだろう?

拘束した保安官殺して、更にいろいろと人を殺して、更に逃げ回っているモスを追いかけているとかあり得ないだろ。

 

シガーは最初に保安官に捕まって、拘束されるんだけど、逆に保安官を殺して普通に逃げる。

こんなに簡単に逃げれるか?

捕まえた保安官アホすぎる。

 

ガソリンスタンドの雑貨屋に立ち寄るシーンがある。コイントスの結果次第で、店主を殺すかどうか決めたらしいけど、シガーが雑貨屋の店主を殺す理由ないし意味わからん。

 

最後にモスの妻カーラも殺したらしいけど、これも意味わからん。

カーラが保安官の保護下にあるなら、ノコノコ現れたシガーを捕まえろよ。

シガーはもっと前に指名手配されて、あちこちに顔写真がばら撒かれているんじゃないの?

 

ポイント5

シガーが持っているエアーガン、牛を殺すのに使うらしい。

ただ、普通に、扱いやすい拳銃使った方がいいだろう。

酸素ボンベを担ぐような、扱いにくい物を使う意味が分からない。

 

ポイント6

結局、お金はシガーに渡ったのか?

賞金稼ぎのカーソン・ウェルズが、モスが持っていたお金を土手で見つけてホテルに持って帰る。

カーソンはホテルでシガーに殺されたので、結局そういうことか。

よく分からん。

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