今井隼人は川崎老人ホーム連続殺人事件の犯人とされる男。
川崎老人ホーム連続殺人事件とは
川崎老人ホーム連続殺人事件(かわさき ろうじんホームれんぞくさつじんじけん)とは、2014年(平成26年)11月から同年12月にかけ、神奈川県川崎市幸区幸町2丁目の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で発生し、2016年(平成26年)2月に施設の元職員が逮捕された連続殺人事件。
2014年11月から12月にかけて川崎市の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」にて相次いで入居者3人が転落死し、初動捜査では変死として処理されたものの殺人事件の可能性が疑われていた。
2016年2月16日、神奈川県警はこの件に関わった元職員の男 今井隼人(当時23歳)を殺人容疑で逮捕した。
元職員は2015年5月に同老人ホームで繰り返し窃盗を行った容疑で逮捕され、懲役2年6カ月・執行猶予4年の有罪判決を受けていた。
今井隼人の生い立ち
今井容疑者が育った横浜市神奈川区の近隣住民らによると、今井容疑者は地域の小中学校に通い、父親が営む電器店で、しばしば店番を手伝っていた。
一家をよく知る70歳代の女性は「跡継ぎになるのかと思っていた」と語る。
今井容疑者は同市内の高校を卒業し、11年4月に神奈川県綾瀬市の医療系専門学校に進学。
救命救急の専門技術を学んだ。
同校の男性職員は「特に目立つ生徒ではなく、極めて普通だった」と振り返る。3年間の課程を経て、今井容疑者は14年3月、卒業と同時に救急救命士の資格を取得。
しかし、救命救急の道に進むことなく、翌4月中旬にSアミーユ川崎幸町の採用面接を受けた。
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