映画 ライトハウス、灯台、ネタバレ、人魚、動画

ライトハウス ( The Lighthouse ) は、2019年のアメリカ合衆国のホラー、サスペンス映画。

あらすじ

1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク（ウィレム・デフォー）と未経験の若者イーフレイム･ウィンズロー（ロバート・パティンソン）は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう

ネタバレ

ある日の夜、酔った勢いでウィンズローは自分の本当の名前を明かした。本名は「トーマス・ハワード」、つまり老人と同じ名ということである……。ウィンズローという人間は既に死んでいるとのことだ。

この映画は「触れてはいけない禁忌に触れた若者が罰を受ける」という話です。

若者は他人を助けられたのに見殺しにして、その他人を騙って新しい人生をやり直そうとしています。老人は、そんな若者を馬鹿にして、からかい続けます。まるで、彼の罪を見透かしているように。

若者が「灯台の光」を求めるのは、「光」によって自分の罪を「浄化」するためでしょうか。具体的な説明はありませんが、若者にとっては象徴的な意味を持つものなのは、必死になって「光」に近づこうとする彼の行為で分かります。

最終的に、老人を殺して鍵を手に入れた若者は「禁忌」である「光」に触れたことで罰を受け、最後は生きながらにして海鳥の餌になりました、というオチです。このラストシーンはギリシャ神話の「プロメテウスが火を盗むという禁忌を犯して、生きながら鳥に食われる」イメージだと思います。

つまり、老人は冗談めかして告げたように、本当に「海の神様」であり、その老人が隠していた「光」に触れた若者は、未来永劫、地獄に閉じ込められてしまった、という話です。

人魚

度々登場する人魚。

もちろん存在しません。

ハワードの抑えきれない”男性らしさ”、すなわち性欲を発散する存在。

ハワードの正気を失わせ、幻想世界に招き入れる存在。

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