『キャスト・アウェイ』(Cast Away)は、2000年のアメリカ映画。
あらすじ
チャック・ノーランドは、世界宅配便“フェデックス”の敏腕システム・エンジニア。世界中を駆け回り、システム上の問題解決に明け暮れている。一秒も無駄にしないことが彼の信条だった。そんなある日、彼の乗った飛行機が事故を起こす。奇跡的に一命を取り留めたものの、彼が漂流した先は無人島だった。まったく孤立無援の環境に投げ出されたうえ、日常の便宜から切り離され、チャックは生きるために必要な水と食料、寝る場所の確保の問題に直面する。過酷な環境の中、彼は孤独という精神的な試練に対し、ケリーを心の支えに生き抜く。4年が経ち、ついにチャックは無人島から脱出して文明社会の現実へ戻る。だが、そこで彼を待っていたのは、更なる厳しいもうひとつの試練だった……。
ボール ウィルソン
火を起こす時に手に負った怪我に怒り、ウイルソン製のバレーボールを投げつける。
表面に付いた血痕を利用してボールに顔を描き、ウィルソンと名付け話友達とする。
ウィルソンはチャックの唯一の話し相手。
無人島から脱出後、漂流状態になって死を覚悟した時に、ウィルソンは流されてしまいました。
最後の荷物
チャックが無人島で1つだけ荷物を開けなかったのは謎。
天使の羽が気に入ったのか。
ただ、その荷物を届けるのが生きがいの一つだった模様。
作品のラストでは、最後まで開封することのなかった「天使の羽根」が描かれた荷物を、主の元へチャックが届けます。
荷主は、「ディック&ベッティーナ」。
二人は離婚してしまったようで、看板からディックの名前は消え、女性(ベッティーナ)の文字しか残されていません。
結末 ケリー
ボールのウィルソンは仮想の友達。
ケリーは現実の恋人でウィルソンと同様に無人島では、チャックの心のよりどころだった。
ところが、4年経って元の生活に戻ってみると、ケリーは別の人と結婚して子供もいた。
ケリーからしたら、チャックは死んだと伝えられていたので、吹っ切るしかない。
この結末は仕方ないと思う。ケリーを責められない。
cast away の意味
(…を)投げ捨てる,(難船の結果)漂流させる
捨てられた,世間から見捨てられた…
という意味。
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