オウム麻原彰晃、松本死刑囚の遺骨は四女を経て海に散骨することになったそうな。
神格化、聖地化するのを防ぐためやむを得ない措置か。
ほとんど意思疎通が出来なかった麻原彰晃が四女に遺骨を渡すように指示したとは考えにくいので、公安からの指示ではないだろうか?
ただ、四女以外の、三女ら親族5人は連名で妻(59)に遺体を引き渡すよう要求しているとか。
オウム麻原彰晃、松本死刑囚の遺骨は四女を経て海に散骨
オウム真理教の元代表松本智津夫元死刑囚(63)の遺骨について、元死刑囚が引き取り先に指名した四女の代理人の滝本太郎弁護士が11日、「太平洋に散骨する」との方針を明らかにした。
散骨の際、松本元死刑囚を信奉する信者から攻撃される危険性があるとして、同日、国に警備などの支援を要請したという。
都内で記者会見した滝本弁護士によると、2011年から法務省に対し、家族や教団と離れた立場の四女に遺体を引き渡すよう上申してきたという。「オウム集団の増長に遺骨が使われるべきでない」と訴えた。
埋葬せず、海に散骨する理由については、墓地の「聖地化」を避けるためだと説明。「こんなに危なっかしいことを私と四女にさせるのか。助けてください」などと訴え、テロ対策の一環として国に支援を求めた。
滝本弁護士は、死刑執行の翌7日、四女とともに松本元死刑囚の遺体と対面したことも明かし、「『麻原彰晃』とは思わなかった。松本智津夫として死んだと思った」と振り返った。
オウム真理教の元代表松本智津夫元死刑囚(63)が遺体の引き取り先に指名したとされる四女は9日夜、代理人の滝本太郎弁護士のブログを通じ、「大変驚いたが、実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにする」とのコメントを発表した。遺体は同日午前に火葬されたが、関係者によると、四女側は元死刑囚を信奉するグループなどから襲撃される懸念を抱いており、遺骨は当面、東京拘置所で保管される。
四女は「松本元死刑囚は、おそらく最後は一人の人として葬られたいのだと思う」とつづり、ほかの親族や後継団体信者らに対し、「最後の意向を尊重してやっていただけないか。もう教祖に依存するのは終わりにしませんか」と呼び掛けた。
関係者によると、松本元死刑囚は刑の執行直前、職員が遺体を誰に引き取ってほしいかを問うたところ、「四女」と返答し、さらに四女の下の名前を口にした。職員が確認すると、うなずいたという。
松本元死刑囚は親族が面会した際にも会話が一切成立しなかったとされるが、関係者によると、拘置所内では短い言葉を発するなどし、意思を表示していたという。
法務省は9日午前、松本元死刑囚の遺体を火葬。三女らほかの親族5人は連名で妻(59)に遺体を引き渡すよう要求している。三女は9日に更新したブログで「遺体の引き取り先に四女を指定したという話は、作られた話ではないかと感じる」と記した。
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